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中目黒駅を出て右へ。
山手通りと名もなき通りの角にある
大正生まれの築100年越え長屋。

Space Utility TOKYO

通称SUT(エスユーティー)って?
 

中目黒駅から山手通りを右へ550m。

のんびり歩いて10分程度の場所にある築100年の長屋で、

1階は5坪ほどの店舗エリアに、

ZINEと雑貨とフリーペーパー、ギャラリーと
リソグラフの工房が詰まったお店。

2階にはSUTを企画運営するデザイン会社

東京ピンポンのオフィスがあります。

SUT_aokilogo.png
SUT_aoki_house.png

引き継いだのは
​モノではなく場所。

きっかけは2012年から自主制作でスタートした

フリーペーパー「トコドコジルシ」でした。
元々この場所は、New Yorkのブランド『Utility canvas(以下.UC)』の日本法人が運営する店舗で、「トコドコジルシ Vol.5 〜犬との時間〜」の、犬と入店できる場所ということで取材をしたのがきっかけで交流がスタートします。UCはユニークな人たちが自然と集まり、お芝居をしたり、映画を作ったり、展示をしたり。単に商品を販売するだけのショップではなく、人と人が交流する“場所”で、ボクらはそんな場所で居心地の良さを共有していました。2018年にUC日本法人が退去することになり、商品ではなく、この場所を引き継ぐという形で、同年9月にSUTはオープンします。

スタート時点では商品を持っていないSUTでしたから、訪れた人との会話から少しずつアイテムを増やしてゆくことになります。

オープン時はフリーペーパーが中心でしたが、個展やポップアップの開催が増え、SUTも独自の企画展を開催するようになります。そんな中で出会ったのが『ZINEと雑貨』です。コロナを境に個人で発行されていたフリーペーパーが激減し、そこに入れ替わるようにZINEが増えていきます。『ZINE』の定義は諸説あるようですが、SUTでは、無料をフリーペーパー、有料をZINEとしています。またZINEと同じように、雑貨も増えていきます。言葉や写真を表現する人たちがZINEならば、イラストやキャラクターを創作する人たちの雑貨アイテムもSUTを彩ってくれています。

 

2025年9月に7周年を迎えるSUTは、もう一つ次のステージへと進む予定です。店内にはZINEや雑貨のほかに、多くのアート作品が壁を飾っています。その多くがリソグラフで印刷されたもので、リソグラフを知らない人たちからも注目を集めています。ボクらもリソグラフでZINEやポスターを制作するようになり、その魅力にハマっていきます。2024年秋に古い型のリソグラフ機を譲り受け、SUTをリソグラフの工房化計画がスタート。現在は色のバリエーションが豊富なリソグラフ機の導入を目指しています。
 

​こんな風にして、SUTはいろいろな変化を繰り返しています。数年ぶりに来店される方も、毎日店の前を通勤で通る方も、ボクらさえも驚かされるほど。昨日までの”アタリマエ”は、今日は”ウソ”のように状況を変えてしまう世の中で、SUTは独自の変化(対応)を繰り返してゆければと思います。

1F/ZINE & ZAKKA & FREE PAPER/GALLERY/RISOGRAPH

2F/Design Room・

https://www.space-utility.com

東京都目黒区中目黒3-5-3

03-4400-5038(運営会社:東京ピンポン)

時間:12:00〜19:00/日曜は18時まで

営業:水〜日

休み:月・火

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