社会福祉法人ひまわりは、障害者を地域から排除して施設に追いやる「福祉」に反対し、地域でともに生きていくことをめざして、1992年1月に奈良県磯城郡三宅町にある三宅小学校の中に、先生たちによって作られた作業所としてスタートしました。
自立支援を目指すイメージは、仲間とのつながりに基づいて、適切な援助を得つつ、自分の意思と力で自分の人生の可能性にチャレンジしていくこと。社会の中で位置と役割をもって生きること。そして自立へのパワーとなるものとして一番大切なことは、仲間とのつながり。仲間との関係を通した自立を目指します。そうした関係から安心と自信をもって「外」に向かっていく経験とスキル、人と付き合う技を向上させていきます。2015年にスタートした、在籍9名の「ひまわりの家・美術部」は、アート活動を通してひまわりの家を元気しようと、個性豊かな9人が力を合わせてさまざまなことにチャレンジ。そののびのびとした才能は、いまやその枠を超えはじめています。