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あなたは自分のために時間を使っていますか?
「日常」それは働くことや遊ぶこと、食べることだって、寝ることだって自分にとって大事なこと。
けれどそれはごくあたりまえの、生きるために必要な日常で
多くの人が「日常」を日々慌ただしく過ごしているのではないでしょうか。
そんな日常の中で、ふと空いた時間を『自分のために使う時間』にするのは、
なかなか億劫なことだったりします。
ついSNSを見続けてしまったり、だらだら寝転がってしまったり。
そんな時間も大事といえば大事ですが、日々インプットしているものを解放することも大事。
今回の展示では、そんな日常の中、
空いた時間に創作活動をしている3人にご登場いただきます。
有名ブランドのお針子として勤めながら
空いた時間にハギレで自分の作品を縫うひと。
カメラマンとしてクライアント業務をこなしながら
空いた時間に写真家として自分の作品を撮るひと。
専業主婦として家を守りながら
空いた時間にキャンバスに向かって絵を描くひと。
日々の暮らしと向き合いながら、ふと空いた時間をアウトプットする時間にあてる。
それは決してストイックにならない、ほどほどな創作活動として、自分の中にある何かを生かす時間にする。
それは創作ではなく、吐き出すことなのかもしれません。
自分なりの価値を生み出すことで、あたりまえの日常が生かされること。
日常の業務に差し障りのでないGWの連休を使って開催する3人展です。
さらに今回の展示では、
美術館やデータ入力のアルバイトをかけもちしながら、
空いた時間に素材を大切にしたお菓子作りをするmugさんが、
会期中、美味しい焼き菓子を届けてくれます。
参加作家・アーティスト
nu\ co
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nu\co
ヨーロッパやアジア、日本のアンティークが好きで、そのハギレを使ってポーチやポシェットなどを気まぐれに作っています。だからそのほとんどが一点もの。最近は猫やらキツネやら、イヌやクマなどの動物キャラクターの制作も。ハギレをどこまで無駄なく使い切れるかに挑戦中です。
nu\co/ヌイコ
1985年埼玉産まれ埼玉育ち。中学の頃、服作りに興味を持ち、高校時代に文化祭で友人達とファッションショーを勝手に開催。文化服装学院の服飾専攻科技術専攻を経て、2006年より某アパレル会社の製作部署に就職しました。
忙しいシーズンの合間、自分時間をつくって作品づくりに励んでおります。縫い子×自分の名前から「ぬ」「こ」をとって、nu\co(ヌイコ)と名づけました。
happy lucky cookie
chinatsu koyama
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happy lucky cookie
2021年7月1日、my home にて誕生しました!ワクワク楽しい日でも、ちょっぴり悲しい日でも、必ず"絵の具で描く"絵日記を始めてみた。そして描いた絵たちを、勇気を出して、知人に見てもらったら・・・
イベントへの出展が決まり、あれよあれよいう間に、ハッピーラッキークッキーな人生が動きだしてしまいました。
chinatsu koyama/小山千夏
1993年7月29日に東京の下町で生まれた、江戸っ子。小学生の頃は、音楽と図工が大好きでした。そして社会人になってから、可愛いパステルカラーの絵の具を見かけたことをきっかけに、自分の時間を作ってキャンバスにアクリル絵の具で描き始めました。
Kazuaki Koyama
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『 DAILY 』
僕のMAC BOOKには「DAILY」というフォルダがある。
そこに入る写真は暮らしの中で撮った、なんて事のない写真たちだ。
豆苗は、我が道を生きていて、ZIPPOの炎は、誰かに言われたようにまっすぐに鋭利に尖っている。
窓の外を見れば、光を差してくる隣の家。すぐ隣には自由な文鳥と妻。他の何かを見せてくる海の水面。
今日もまた、DIALYフォルダは更新されていく。
僕はそれを見てちょっとにんまりしながらMAC BOOKを閉じる。
Kazuaki Koyama/小山 和淳
1991生まれ。2015年早稲田大学卒業。幼少期から大学卒業まで水泳に心身を注ぎ、後にCM制作会社へ入社。憧れの広告業界で元々好きだった映像制作に携わり、映像制作のいろはを学ぶ。日々クリエイター達と関わる中で、自身の手でもカメラを触ってみたいという思いが大きくなり、フォトグラファーを目指すことを決意し、髙梨遼平に師事。
出会った様々なものごとをモチーフに、絵と写真の間のような質感を感じさせる作品を制作している。
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