top of page
水棲生物画家 繁田穂波
Honami Shigeta
Solo Exhibition 2022
-artbook project-
2022.9.17 sat. - 10.2 sun.
13:00〜19:00
※9/20、26、27お休み
※最終日は18時まで
昨年、大成功を収めた繁田穂波さんの個展でしたが、今回の個展では新作の展示だけにとどまらず、海洋ゴミを再利用して作った楽器「ンゴニ」によるLIVE演奏の開催など、さらにパワーアップしたエキシビションとなります。
また前回の個展での広報を高く評価いただき、繁田さんの大きな目標の一つでもある「初画集」制作に、SUTが携わらせていただくことになりました。30歳で画集を出すという夢、そして繁田さんの愛する海と、そこで暮らす生き物たちが直面する課題を広く伝えたいとうこと。その二つの思いを今回の画集に込めます。そしてより多くの人に告知するため、クラウドファンディングによるプロジェクトに取り組むことにしました。今回のSUT GALLERYでの個展が「繁田穂波夢プロジェクト」のオープニングとなります。
20歳で立てた目標『25歳で個展、30歳で画集』
25歳で個展なんて、まだ専門学校の学生だった当時のわたしにとっては無謀な目標、まして30歳で画集を出版するなんて、遠い夢のような話でした。ただ、応援してくれる人たちに支えられて25歳で個展を開催できたとき、奇跡のように願うのではなく、自分で立てた目標は頑張って走り続ければ達成できるのだと気づかされました。
そして、2つめの目標『30歳で画集』を目指す中で、わたしの目標ではあるけれど、自分ひとりで達成できるわけではないんだということを改めて感じるようになりました。単純に画集をつくるということ以上に、これまで応援してくれた人たちに感謝を伝えられる画集、わたしの大好きな生き物や海のためになる画集にしたいと、強く思っています。
ひとりでも多くの人に思いを伝えたい。
画集をひとりでも多くの人に届け、水棲生物画家としての活動・思いを知ってもらいたい。そのために、今回クラウドファンディングを活用して広く告知することにしました。手に取った人の心にも届くよう、デザイン・仕様についてもSUT GALLERYのデザイン部と協力してすてきなものに仕上がるように頑張っています。今回のSUT GALLERYでの個展は、クラウドファンディングのスタートでもあります。まだ進化の途中でもある30歳の繁田穂波をしっかりと刻む個展、そして画集にしたいと思います。
より深くお話をお聞きしたインタビューはこちら
アンカー 1
ンゴニ/ngoni LIVE
海洋ゴミのブイを使った、
世界に一つだけの楽器『ンゴニ』
演奏:板倉啓介
2022.9.23 fri. 19:00-20:00
マリの伝統的なギターである弦楽器「ンゴ二」は、西アフリカではポピュラーな楽器です。通常はボディーは木で作られ、ヤギの皮が張ってあります。バンジョーのルーツにもなったと言われ、ハープにも似た軽やかな音の楽器です。西アフリカの語り部「グリオ」によって、ファサと呼ばれる伝統的な歌のお祝いや特別な機会に演奏されています。そこでグリオはンゴ二などを演奏する音楽家として、戦争など民族の歴史を語り継ぐとともに、即興の音楽や詩はニュースを伝える役割も担っていました。 ンゴニは、最初は6本の弦だけで演奏されていましたが、その後は音域を増やすために弦の数も、8〜18本と増えていきました。現在では、チューニングも改良されて伝統的な演奏だけにとどまらず、ポピュラーな音楽の楽器として使用されるようになっています。
「ンゴニ」製作者
板倉啓介さん/打楽器奏者
ハンドサインによる即興演奏を行う「LaSenas(ラセーニャス)」に所属し、打楽器ほか自作の楽器を演奏。ジャズやポップス、民族音楽などジャンルを問わず活躍中のかたわら、シンバルやンゴニなどの楽器製作と販売をしています。また楽器製作では、鍵を再利用したクラスターチャイム「Key Chime」、ペットボトルのキャップを利用した楽器、そして海洋ごみを再利用した「ンゴニ」など、アップサイクル楽器にも力をいれています。
ンゴニによる演奏動画はこちらをごらんください。
【新型コロナウイルス感染症対策として】
入場はマスク着用とさせていただき、入店時には手指のアルコール消毒をお願いしております。また『緊急事態宣言』発令中につきましては、同時に入店4名様までと人数の規制をさせていただきます。ほかSUT『感染対策』のガイドラインをご覧ください。
bottom of page